本日、メリテックは、NB-IoTおよびNIDD(非IP通信)専用のIoT開発ボード monoZero 1YSの販売開始を正式に発表しました。
3GPPで定義以来、NIDDは 、世界市場で注目を集めています。NIDD技術は、ユーザーがIPアドレスを使用せずにIoTデバイスとプラットフォーム間でデータを通信できるため、データコストの削減及び、データセキュリティ向上に直接貢献し、悪意のある攻撃からデバイスやネットワークを守ります。またNB-IoTとNIDD及び、eDRXやPSMなどの低消費電力技術と統合することで、デバイスの超低消費電力化を実現し、バッテリ寿命を延ばすことができます。その他、NIDDのカバレッジエリアの拡張技術は、弱電界エリアでの通信の安定性向上にも貢献します。NIDDは、Sigfox、LoRAなどの低消費電力低データ技術にとって代わる新しい通信方式として期待されています。
monoZero 1YSは、ソフトバンク社ネットワークでのみで利用可能な村田製作所社製1YS-SBモデムを実装しています。また、すべてのmonoZeroのラインアップと同様に、monoZero 1YSは、UART、I2C、SPI、CAN、GPIOペリフェラルを備えたホストマイコンSTM32L4を実装しています。 この開発ボードは、monoZSDKを使用して迅速に構成できるため、ユーザーのPoC実施までの時間を大幅に短縮できます。
ソフトバンク社のモバイルネットワーク対応機器として、monoZero 1WGとともにmonoZero 1YSも掲載されました。
SoftBankの商品ページ:
https://tm.softbank.jp/content/dam/common/services/iot-module/pdf/cidna-monozero-1wg-iot-catalog.pdf
https://tm.softbank.jp/content/dam/common/services/iot-module/pdf/cidna-monozero-1ys-iot-catalog.pdf
https://www.softbank.jp/biz/services/module/iot-product/
製品に関するお問い合わせ: